最後の日の準備ということ

夫母が末期がん、そして妹の舅も胃癌の転移だそうです。 

この2人のとても対照的な態度に(その日を迎えること)ということを考えました。


夫ママはトリプルネガティブで腫瘍も大きかったのですが、2年後に転移ではなく、また原発の乳がんになったのです。 どちらが転移したのか分かりませんが、今度のは再発で、昨年秋に余命は6ヶ月と告げられました。

それからの夫ママはびっくりするほど冷静に(その日の準備)をすすめていきました。

早くから荷物を整理し、夫が一人でカリフォルニアに行った時にはすぐに銀行の名義や車の名義など必要な手続きに連れて行きました。

「早すぎるよ、やめてよ」と最初は言っていた私たち。 

ですが、会ううちにこれはすごく必要で大事なことだと思うようになりました。


2回カリフォルニアに行って話をしました。 「諦めたわけではないけど、もう完治の可能性がないのなら近いうちに来ること、きちんと用意をしてたほうがいいの」と。

友達を呼んで「欲しいもの予約してもいいから」というと友人も「じゃあ、他の人に取られないように名前書いておく」なんていって額縁に堂々と名前のシールが張ってある。 

こういうおおらかさ、すごく彼女らしくて、ちょっと笑いました。


ジョークを交えながら(その日の準備)をする夫ママの態度。素晴らしく尊敬します。

こんな風に最後を迎えられたら、と思いました。 

家族とヘンな旅行をして(笑)笑いながら。


さて、妹の舅の方。 


胃癌になったときも、それが転移したと分かった時も大変な暴れようだったそうです。

入院するたびに大暴れして医者と看護婦を困らせるので、ブラックリストに載ったそう(危険患者)として。
拘束衣を着せられていたそうなので、そうとうだったのでしょう。

家では「もう死ぬ、どうせ死ぬ、具合が悪い」と暴れ、救急車を呼び、病院に行けば「痛い止めろ」と大声を出して暴れて、どうしようもないそうです。

この人はたぶん(死)を受け入れられず、すごく怖いんだろうと思います。

後のことなども考えられないのでしょうね。 土地や財産のある方ですが、何もしてないと思います。



夫ママは、とても優しく、すっとぼけていて(天然)頼りないふわふわしてた人でした。


反対に妹舅の方は何家の本家の長男だと(男)の看板を上げてるような人でした。



最後の迎え方は正反対になりました。 

なんだかとても考えさせられました。

日本では(死)はタブー扱い。 話し合うこともあまりないと思います。
ですが誰にでも来るその日をきちんと考えておくのも大事だなと思います。

でもがん患者さん達、諦めて用意しろなんて言ってるのではないですよ。

もちろん治療が第一、頑張れるだけがんばってほしいのです。

それでも、もうどうしようもないときが来たら、私も夫ママのように迎えたいと思います。


本当に大好きな夫ママ。 とても残念です。 ですが最後まで学ばせてもらいました。

あ、まだ最後なんて言っちゃだめよね!って私が今言ったら、きっと大笑いするんだろうな、、。



Mom  I love you so much,,,










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鍵コメさんへ

今からそちらに行きますね。
コメントありがとう!!

No title

お義母さんの振る舞いは立派ですね。
無理をしているとか、空元気とかじゃなく、
自然に心が、最期を受け入れておられる。
こういう処し方があるのだという事を
私も覚えておきたいです。

遺書も既に完了。

こんばんは。
この最後の時を迎える時の準備、私はtomotan夫ママのようにしたいです。
健常者でもいつ何が起こるか分からないので、後処理がしやすいように一応色々な準備はしてあります、遺書も含めて。
もし残りの時間を限定されたら、その中で最大最高何ができるかを考えて動きたいですね。
その腹を決められなければ、生きている内から精神的に参ってしまって誰のためにもならないので、それだけはしっかり出きるように心がけています。
しかし夫ママ、あっぱれですね。

No title

tomotanさん こんにちは。

ブログの調子が良くなかったのですが、やっと戻ってきたかな?
コメントもスムーズに送信できるようになりました(^^)。


最後の日の準備・・・大切なテーマですね。
ママさんはホント、ご立派というか見習いたいです。
私も家族を含めて、友人知人に癌で闘病した方亡くなった方を
知っていますが、闘病中もその後も人によって様々ですね。

自分がその場になったらどうかはわかりませんが家族や周りに
迷惑をかけたり悲しませたりはしたくないなぁ・・・。
何時でも感謝の気持ちを持って「ありがとう。幸せだった」と
逝きたいのですが、できるかな・・・。

何事もなく還暦を迎えたら、残された人に迷惑がかからないように
断捨離をしようかなと思っています。

ママさん・・・残された時間がたくさんたくさん幸せでありますように。

No title

最後の時の迎え方・・・難しいですね。
いずれ誰もが辿る道とはいえ、それが近くなると受け入れられないというか
受け入れたくない気持ちも解らないではないけど。できることなら
ママさんのように全てを受け入れて、それが自然だからって思いながら逝きたい。
しかし強いはずの人のそういう姿は見たくないなあ。
そうそう、最後はまだ早すぎま~~す。

No title

tomoさん、お久しぶりです!
考えさせられる記事ですね。人の本当の意味の強さってどこにあるのか垣間みた気がします。
私も職業柄、時々考えますよ。
実際にそのときにならないとわからないでしょうけれど、そのときは夫ママさんを思い出して、勇気をもらいますね。
ノートにするべきこと、他界した後に家族にして欲しいことは書くつもりです。少なくとも、妹にパスワードを教えてブログにお知らせするぞと誓っております。
難しいですね、恐怖と向き合うのは......。

No title

難しいね・・。
わたしは取り乱してしまいそう。
たくさんのことが心残りで、最期まであがいてあがいて、もがき苦しむかもって、なんとなく思います。
夫ママちゃんみたいに、穏やかに強く生きていくことが出来れば、とても素敵だし、理想だけど、まだまだ修行が足りないなぁ。
いつ、何が起こるかわからないんだから、たとえ今健康だったとしても、明日事故にあうかもしれない。
だから本当は毎日毎日、大切にしながら、その日を迎える準備をしておいたほうがいいんだよね。
つまり、きちんと毎日生きようよってことなのかなぁ。
きちんと生きてないから、ジタバタするって思っちゃうんだな。

No title

私はお姑さんみたいな態度でいたいなと思います。
昨年友人をなくしてから彼女の死後の手続きなどのことでご家族と弁護士の橋渡しのような役をしている私ですが死ぬ前にきちんとしておかないと税金、リタイヤメントアカウントなどのことで山ほどすることがあり不動産なんか持っていたらきちんと整理するのに3年から5年かかります。Tomotan さんもリビングトラストはすぐになさっておいたほうがいいですよ。弁護士費用などの節約にもなります。私も昨年ファイルして置きました。何かあったらすべて子供に相続させられるということと18歳になるまでに私たちに何かがあれば誰が子供の面倒を見てくれるかなど指定しておきます。お姑さんはいつもTomotan さん家族のことを考えていてくださるのですよ。とってもGiving なかたなんですね。少しでも長く彼女とTomotanさんご家族が大切な時間を過ごせることを祈っています。

パナピンさんへ

> お義母さんの振る舞いは立派ですね。
> 無理をしているとか、空元気とかじゃなく、
> 自然に心が、最期を受け入れておられる。
> こういう処し方があるのだという事を
> 私も覚えておきたいです。


最初に乳がんになったときも「怖い~」って言ってたんですけど、私が先にしてたので「良かった、色々聞けて」なんていう感じだったんです。
なので、今回の事本当に驚いています。
病院、特にホスピスから貰った本などすごく参考になったって言ってました。
私も勉強になりました。

Yokoさんへ

> こんばんは。
> この最後の時を迎える時の準備、私はtomotan夫ママのようにしたいです。
> 健常者でもいつ何が起こるか分からないので、後処理がしやすいように一応色々な準備はしてあります、遺書も含めて。


こんばんは!!
Yokoさんはきっとそうだろうなと思っていました。
きちんと用意しておくことって大事ですよね。残された家族にとっても。


> もし残りの時間を限定されたら、その中で最大最高何ができるかを考えて動きたいですね。
> その腹を決められなければ、生きている内から精神的に参ってしまって誰のためにもならないので、それだけはしっかり出きるように心がけています。
> しかし夫ママ、あっぱれですね。

癌です、と告げられたときから(やりたいこと)の優先順位が出来ました。

たとえば、いやいやなお付き合いをするくらいなら家で本を読みたい、とか。小さいことでも「したいこと、としたくないこと」って意外とはっきりしてるんですよね。
私も(何が出来るか、何をしておかなければいけないか)を考えたいと思います。
夫ママ、本当にすごいです。

Masumiさんへ

> tomotanさん こんにちは。
>
> ブログの調子が良くなかったのですが、やっと戻ってきたかな?
> コメントもスムーズに送信できるようになりました(^^)。


Masumiさん、こんばんは!!
昨日はおかしかったですよね。
FC2は結構コメント入れられないこと多いですね。


> 最後の日の準備・・・大切なテーマですね。
> ママさんはホント、ご立派というか見習いたいです。
> 私も家族を含めて、友人知人に癌で闘病した方亡くなった方を
> 知っていますが、闘病中もその後も人によって様々ですね。


ママは本当にぽわ~っとした頼りない人なんですけど、こんなに男らしい?ところがあるなんて。
見習いたいです、本当に。
皆さん、本当に違う、考えさせられました。


> 自分がその場になったらどうかはわかりませんが家族や周りに
> 迷惑をかけたり悲しませたりはしたくないなぁ・・・。
> 何時でも感謝の気持ちを持って「ありがとう。幸せだった」と
> 逝きたいのですが、できるかな・・・。
>
> 何事もなく還暦を迎えたら、残された人に迷惑がかからないように
> 断捨離をしようかなと思っています。
>
> ママさん・・・残された時間がたくさんたくさん幸せでありますように。



いいですね! 私も「ありがとう、幸福だった」って言いたい。
悲しませたくないですよね。 私はデスネ、すごく面白いジョークを言おうかなって考えてます(笑)
夫ママのように自分の最後の話でも笑いながら出来るって、本当にすごいことだと思います。

本当に、残された時間を楽しんで欲しいです。

りょうこさんへ

> 最後の時の迎え方・・・難しいですね。
> いずれ誰もが辿る道とはいえ、それが近くなると受け入れられないというか
> 受け入れたくない気持ちも解らないではないけど。できることなら
> ママさんのように全てを受け入れて、それが自然だからって思いながら逝きたい。
> しかし強いはずの人のそういう姿は見たくないなあ。
> そうそう、最後はまだ早すぎま~~す。


難しいですよね。
健康な方は特に「そんなこと考えられない」なのではないでしょうか?
私も(癌以前)は本当にそうでした。 考えたくもない、という方が近いかな?
夫ママも前は怖がってましたから。
近づく日を受け入れるってすごいことなのかもしれないですよね。
妹舅のほうは強い人というよりも、「俺は男だ」とえばってるタイプですね。
怖いって言えないんでしょうね。

Barビーンズさんへ

> tomoさん、お久しぶりです!

お!こっちではお久しぶりですね!!

> 考えさせられる記事ですね。人の本当の意味の強さってどこにあるのか垣間みた気がします。
> 私も職業柄、時々考えますよ。
> 実際にそのときにならないとわからないでしょうけれど、そのときは夫ママさんを思い出して、勇気をもらいますね。

そのとおりですよね、(人の本当の意味の強さ)
私も落ち込んだりべそべそしてるけど、強くなれるかな? そうありたいけど。
私もすごく勉強させてもらいました。


> ノートにするべきこと、他界した後に家族にして欲しいことは書くつもりです。少なくとも、妹にパスワードを教えてブログにお知らせするぞと誓っております。
> 難しいですね、恐怖と向き合うのは......。


本当に怖いですよね。でも用意しておくって大事なことだと思います。
今回本当に考えさせられました。
怖いから(ないこと)にしてはいけないんだなって。
必ず来ることならきちんと用意しないといけないですよね。

Momeさんへ

> 難しいね・・。
> わたしは取り乱してしまいそう。
> たくさんのことが心残りで、最期まであがいてあがいて、もがき苦しむかもって、なんとなく思います。
> 夫ママちゃんみたいに、穏やかに強く生きていくことが出来れば、とても素敵だし、理想だけど、まだまだ修行が足りないなぁ。


普通はそうですよ~。 夫ママも乳がんですと告げられた日は取り乱しました、私もです。
怒ったり、泣いたりしながら、少しずつ受け入れて行くのかもしれないです。
でも夫ママの態度は本当に素晴らしくて、周りの人たちのことも考えてるんだと思います。


いつ、何が起こるかわからないんだから、たとえ今健康だったとしても、明日事故にあうかもしれない。
> だから本当は毎日毎日、大切にしながら、その日を迎える準備をしておいたほうがいいんだよね。
> つまり、きちんと毎日生きようよってことなのかなぁ。
> きちんと生きてないから、ジタバタするって思っちゃうんだな。


そうなんですよ。毎日をきちんと生きるって大事だなーって思います。
後悔しないように言いたいことは言っておくとかね(笑)
スティーブジョブズの「朝起きて、本当にこれは今日したいことだろうか?」って考えるって言葉、深いと思います。 私も、したくないことはしないぞ!(ちょっと違うか?)

Nobuko Rさんへ

> 私はお姑さんみたいな態度でいたいなと思います。
> 昨年友人をなくしてから彼女の死後の手続きなどのことでご家族と弁護士の橋渡しのような役をしている私ですが死ぬ前にきちんとしておかないと税金、リタイヤメントアカウントなどのことで山ほどすることがあり不動産なんか持っていたらきちんと整理するのに3年から5年かかります。


覚えています、大変そうでしたもん。悲しみだけではなく、そういう書類などの事務的なことってたくさんあるんだなって思いました。


Tomotan さんもリビングトラストはすぐになさっておいたほうがいいですよ。弁護士費用などの節約にもなります。私も昨年ファイルして置きました。何かあったらすべて子供に相続させられるということと18歳になるまでに私たちに何かがあれば誰が子供の面倒を見てくれるかなど指定しておきます。


リビングトラストって遺書の事でしょうか? リビングウイルはしてますけど、相続云々の書類ははしてないんじゃないかなあ? 夫に聞いてみます。本当にやることたくさんありますよね、、。 



お姑さんはいつもTomotan さん家族のことを考えていてくださるのですよ。とってもGiving なかたなんですね。少しでも長く彼女とTomotanさんご家族が大切な時間を過ごせることを祈っています。


本当は悲しくて涙が出そうです。
だって、こつこつためたお金を少しでもうちに行くように、とか考えてくれるなんて。
ドーンと欲しかった物に使っちゃえばいいのに、、。

もう少し長く一緒にいたいって心から思います。

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Author:tomotan
アメリカ人夫と結婚生活24年目、アメリカ生活17年目です。市民権をとり7年になりました。アイダホ、ハワイ、LAからオハイオにやって来ました。22歳の息子と7歳のニャンズがいます。ステージ3Cからの乳がんサバイバー14年目です。アメリカのドラマと映画が好きです。スリラー小説も。

乳がん治療の記録
2003年3月ステージ3乳癌発覚/ 3月手術2回(左胸全摘出とリンパ転移摘出)/5月から9月AC&Tの抗がん剤/9月から10月の終わり 放射線治療33回/ 再建手術、縮小手術、再建失敗により取り出し手術など4回/2005年子宮卵巣摘出手術 ホルモンブロック剤アルミデックス治療10年。 乳がん闘病日記はカテゴリーにまとめてあります。
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