ルポ 虐待 を読んで。

前回のネコちゃん画像。 また探してきますね。 外に出すのが当たり前だった頃、私もお土産をもらいました。
ねこにとっては(誇らしい)ことで褒めてもらいたいんだなあ。 私は絶叫しましたけどね。 すまん。
コメント欄を読むと皆さん(あまり欲しくないお土産)をもらってますねえ(笑)

その中でもEsperoさんの話。 
息子ちゃんが赤ちゃんだったころ、死んでるネズミ(ねこちゃんからのギフトと思われる)を抱っこして寝ていて「かわいい~~ねんねしてるの」
そしてエスペロさんの絶叫(爆)何回読んでもフキます。

皆さんの絶叫話お待ちしております(笑)

。。。。。。。。。。。。。。。

さて、今日の記事

杉山春さんの ルポ虐待ー大阪二児置き去り死事件 を読みました。 ちくま新書

ルポ 虐待: 大阪二児置き去り死事件 (ちくま新書)ルポ 虐待: 大阪二児置き去り死事件 (ちくま新書)
(2013/09/04)
杉山 春

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まだ記憶に新しいのではないでしょうか? 大阪で起きた風俗嬢による子供放置事件です。
猛暑の中、閉め切った部屋で水も食べ物も与えられず、トイレにも行けずに折り重なって死んでいた3歳と1歳児。
その姿を見ていながら、男と遊びに行きさらにSNSに写真を投稿していた母親。

最初に聞いたときはこんな親が、いや人間がいるなんて信じられない。感じたのは子供たちの苦しみと母親への怒りだけでした。

本が出たと聞き、杉山春さんの著書 (ネグレクト) 小学館文庫  を過去に読んでいたので、購入することを決めました。

 この(ネグレクト)も ダンボールの中に入れられたまま亡くなった女の子と母親との関係、そのまた親との関係がとても詳しく綴られていました。

ただ母親を糾弾するだけではなく「なぜ、そうなったのか?」ということを掘り下げていました。著者の視点がとても好きでしたし、やさしさが伝わってくるような文章でした。 なので、この(ルポ虐待)も読んでみたいと思っていました。

ネグレクト―育児放棄 真奈ちゃんはなぜ死んだか (小学館文庫)ネグレクト―育児放棄 真奈ちゃんはなぜ死んだか (小学館文庫)
(2007/08)
杉山 春

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自分が生んだ子供を虐待の末殺してしまう。 本当に信じられない話です。 理解できないと思いました。前に記事にしたときは怒りまくって許せないと書いた気がします。 
ですが、なぜ、そんなことが起るのか?虐待について書かれた本を読みたいとも思いました。

何冊か読んでみて、負の連鎖というか虐待する母親はほとんどの場合親から虐待されていたという事実を知り、なんともいえない気持ちになりました。

たたかれて育ったから、たたくことしか知らない、、。 悲しい話です。それでも虐待された人が皆そうなるわけではなく、愛情を持ってお子さんを育てておられる方だって、もちろんたくさんいらっしゃいます。

だから、そんなことは『いいわけだ』と言ってしまうのは簡単ですが、虐待をする親の方もSOSをだしている場合が多いのではないかと思いました。 気がついてもらえないSOS追い詰められる母親。 この本の母親も周りの人たちの理解がもう少しあったら、、と思わずにいられませんでした。

それから、やはり法律の見直しが大切だと思います。 この二児の『ママ~ママ~』と泣き叫ぶ声を近所の人たちが何回も子供相談センターに通報しているのです。 
ここのくだりは省きますが、結局助けることができなかったセンターには事件後激しい批判にさらされました。それからは泣き声の通報があったら消防署と連携してすぐに駆けつける、徹底的に聞き込みをする、など新たに決められたそうです。 もう少し早く決まっていたら、と思わずにいられませんでした。

それでも虐待法も新たにできていたり、改善されていると思います。(こういう法律改善も大きな事件が起ってからが多い)

行政にも切り込んでいます。 この母親は児童扶養手当ての手続きに行っているにもかかわらず、書類が足りずにそのまま帰ってしまったり、泣きながら相談所に相談さえしています。 
対応はどういうものだったのでしょうか? 今となってはもうわかりませんが、誰かがもう少し踏み込めば、もしかしたら事態は変っていたのでは、、と思ってしまいます。


長くなってしまいました。
最初から(虐待してやろう)と思って子供を生む母親はいないと思います。 
(SOS)を受け取れるような施設、もっと踏み込んだ法律。やはり必要ではないでしょうか?

抵抗できない子供への虐待。心からなくなって欲しいと思います。




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こんにちは!
絶叫したえすぺろです(笑)

この大阪の事件は記憶に新しいです。
本当に痛ましいですね。
まだまだ家庭内のことに踏み込むことが非常に難しいのが日本の社会の仕組みだなぁ・・と感じます。
虐待やネグレクトをする親は、親自身が愛情に飢えているというか、孤独なんですね。
DVなどと同様に家庭内に踏み込める権限を持つ機関が必要ですね。
根が深い問題ですよね・・・。

絶叫えすぺろさんへ

> こんにちは!
> 絶叫したえすぺろです(笑)

何回も読んで、そのたびに笑っちゃいました。 状況が目に見えるようで、息子ちゃん可愛いなあー。 でもたまりませんな~(笑) 


> この大阪の事件は記憶に新しいです。
> 本当に痛ましいですね。
> まだまだ家庭内のことに踏み込むことが非常に難しいのが日本の社会の仕組みだなぁ・・と感じます。


この記事は重過ぎてコメントゼロかなーと思っていました。 うれしいです。
家庭内のことだから、、しつけだから、、と昔はスルーでしたよね。 親が自分の子供に何をしようが自由だって言う昔の悪しき習慣が人々の心にまだ残っているような気もします。

> 虐待やネグレクトをする親は、親自身が愛情に飢えているというか、孤独なんですね。
> DVなどと同様に家庭内に踏み込める権限を持つ機関が必要ですね。
> 根が深い問題ですよね・・・。

この本を読んで考えが変りました。 この母親も(良い母)になろうとしていたんですね。いろいろなところで少しずつ歯車がずれていって、、。 でも助けを求めてもいたんです。 本当に踏み込んだ法律というか、権限を持つ機関本当に必要ですよね。 
アニマルポリスのように家庭内問題ポリスみたいなのができたらいいなと思います。

tomotanさん、こんばんわ
遅コメです、まじめな内容のブログなので 考えてしまいました。
その割には大した事書いてないですが・・・すみません。

何とも痛ましい事件でした。
今の日本では、いったい何処に連絡したら子供が救われるのかしらと思います。
近所ともお付き合いの希薄さから「もしかしたら?」と思いながら行動に移せず、
「人様の家の事に口を出すな」で、「却って逆恨みをされるのではないか」等々いろいろ考えてしまいます。

私は日本以外の国で暮らしたことはないのですが、アメリカのTVドラマで親が養育に適していない場合には児童福祉局が保護しますよね。
日本にも、そういう「ここに連絡したら対応してくれる」という機関があれば・・・と思います。
どこかに「実の親に育てられるのが一番の幸せ」という思い込みがあるように思えますが、子供を育てるのに向かない親もいると思うのです。

また、どんないひどいことをされても子供の世界では親が全てです。
親がこんなことをするのは自分が悪い子だからだと、思ってしまいます。
そんないじらしい思いが報われなかった、つらいですね。

このように犠牲が出てからじゃないと行政は動かない。
良い制度をつくっていくためには犠牲者が必要だなんて・・・。

>負の連鎖というか虐待する母親はほとんどの場合親から虐待されていたという事実を知り、なんともいえない気持ちになりました。

自分の育った環境での対応しかできないという家族連鎖でしょうか。
本人もつらかったでしょう。


法務局に行くと子供の人権を謳ったポスターが目につきますが、
でも、このような事件の犠牲になるのは自分で言葉にできない幼い子供たちで
難しい言葉(漢字含む)で書かれたポスターは大人向けなのです。

虐待を受ける子供たちが駆け込めるような場所や、お役所の都合ではなく個々の親の事情に合ったやり方があればと思います。


菊姫さんへ

こんばんは!
すごく真摯なご意見ありがとうございました。
私もすごく考えさせられたので、記事にしてみました。

> 何とも痛ましい事件でした。
> 今の日本では、いったい何処に連絡したら子供が救われるのかしらと思います。
> 近所ともお付き合いの希薄さから「もしかしたら?」と思いながら行動に移せず、
> 「人様の家の事に口を出すな」で、「却って逆恨みをされるのではないか」等々いろいろ考えてしまいます。


確かにそうですね。 どこに連絡していいか分からないですし、この本の中で通報された方も名前を名乗らなかった。やはり逆恨みがこわいですもんね。
日本はこの(人様の家)という思いが強く、まして(その家の子供)に口出しするなんてというのが根強く残っているんだと思うんですね。


> 私は日本以外の国で暮らしたことはないのですが、アメリカのTVドラマで親が養育に適していない場合には児童福祉局が保護しますよね。
> 日本にも、そういう「ここに連絡したら対応してくれる」という機関があれば・・・と思います。
> どこかに「実の親に育てられるのが一番の幸せ」という思い込みがあるように思えますが、子供を育てるのに向かない親もいると思うのです。


アメリカはすごく厳しいです。厳しすぎるくらいだと思います。児童局が(親の資格なし)と判断したら、もう2度と会えない場合も。 日本人夫婦が車に子供を残して数分の買い物の間に通報されて逮捕ということもありました。 うまく言えませんが(子供は神様の物で、育てさせてもらっているけど、親の資格ないのなら取り上げる)という感じでしょうか?

『産みの親が育てるべきだ』という風潮はもう古いと思うんです。赤ちゃんポストは非難されがちですが、そういう施設があるって良いことだと思うのです。 育てられない人だってたくさんいるのだから。


> 法務局に行くと子供の人権を謳ったポスターが目につきますが、
> でも、このような事件の犠牲になるのは自分で言葉にできない幼い子供たちで
> 難しい言葉(漢字含む)で書かれたポスターは大人向けなのです。
>
> 虐待を受ける子供たちが駆け込めるような場所や、お役所の都合ではなく個々の親の事情に合ったやり方があればと思います。


↑ これは本当にそうですね。 やはり法律は大きいかなと思いますね。今だったら警察に駆け込んだとしても、帰りなさいなんてことになるんじゃないかと思います。 真剣に受け止めて欲しいと思いますね。
行政も育てられない親の為、と虐待を受けている子供の為と事情にあった対策が必要ですよね。

大阪二児置き去り死事件

はじめまして。
物事の道理のわかるかただと思うので、コメントさせてください。

残念ながら、この事件の本質はルポの読者のかたが考えるような

冷酷な社会に圧しつぶされたシングルマザーの悲劇
の構図ではないようです。

他人には必要以上に自分をかっこよくみせたがる(けど内面はすかすか、わが子や孫にも責任感や愛情がない)
度を越してみえっぱりなお父さんと、
情緒不安定で倫理に欠け乱脈な男女関係のはてにいつも対人コミュ破綻するお母さん
から生まれ不幸な資質をうけついだ彼女の、あまりにわかりやすい転落の悲劇を

家族制度破壊→国家崩壊をもくろむ
一部のフェミ系マスゴミが
「母性が絶対ではない」
とかなんとか、自己主張につごうよく利用してるにすぎないんだろうな
と感じました。

なんか、事件の真相と関係ないところでぜんぶ空回りしているようなむなしさ。

そして「類は類をよぶ」とおり、
父母も不良仲間も養子縁組した養親もすべからく彼女の同類
(しかも現在までどんどん関る相手のたちが悪くなっている)、

皮肉にも一部マスゴミが悪者にしたがっている
とおぼしき元夫および義理親が
唯一ましな人たちだったがために
相容れず破綻してしまった、ありがちな悲劇だと思います。

おそらく著者は
彼女と子供を手離した元夫の悪行を盛大にあばいて悲劇の母子をアピールしたかったのでしょうが、
調べれば調べるほど元夫がわにさほどのおちど
がないどころか彼女の非が際立つばかりなので(内緒の借金、夫の勤務先のお金使い込み、無軌道な浮気、ネグレクト)
取材も結論も中途半端に(でも善良な読者がかんちがいして同情するていどに)うやむやにしてごまかした
印象があります。

URLご参照ください。
本書が
いかにかたよった主観に読者を誤導させよう
としているか、わかると思いますよ。

大きく騒がれた事件だったので、裁判も長引くかと思っていましたが、最高裁まで持ち込まれながら意外にスピード結審
だったのは私も驚きましたが、
いまとなっては、むしろ
彼女を
きわめてたちの悪い支援者(養父母)の玩弄から
隔離・保護する司法の配慮だったようにすら感じられます
(杉山春さんはじめフェミ系メディアがなぜか全くふれないことです)。

亡くなったお子さんは本当にかわいそうでした。
置き去りにせよ、駅やデパートや公園など
人目につくところに放置する
程度の知恵が彼女にあれば、すばらしい未来が待っていたかもしれませんのに。

ちゃいさんへ

はじめまして。

ブログ読ませていただきました。 
杉山さんの書き方がとても優しくていいなあと思ったのですが、事件は本当にひどいものですよね。
昔は虐待絶対許せない(もちろん今もですが)だけだったのですが、母親の育ちなども関係があるんだなあって思ったりして、私には興味深い本でした。

かわいい子供達本当にかわいそう。 おっしゃるように育てられないのであれば、もっと方法はあったのにと悔しいですね。
コメントありがとうございました。
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tomotan

Author:tomotan
アメリカ人夫と結婚生活24年目、アメリカ生活17年目です。市民権をとり7年になりました。アイダホ、ハワイ、LAからオハイオにやって来ました。22歳の息子と7歳のニャンズがいます。ステージ3Cからの乳がんサバイバー14年目です。アメリカのドラマと映画が好きです。スリラー小説も。

乳がん治療の記録
2003年3月ステージ3乳癌発覚/ 3月手術2回(左胸全摘出とリンパ転移摘出)/5月から9月AC&Tの抗がん剤/9月から10月の終わり 放射線治療33回/ 再建手術、縮小手術、再建失敗により取り出し手術など4回/2005年子宮卵巣摘出手術 ホルモンブロック剤アルミデックス治療10年。 乳がん闘病日記はカテゴリーにまとめてあります。
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