ホスピスについて考えた

昨年の12月から夫ママ(姑ですが、なんか嫌いな言葉なのでいつも夫ママです)は在宅でホスピスケアを受けました。
私はホスピスって病院に入ることだと思っていましたので、少し驚きました。

在宅、と言っても友人宅でしたが一部屋貸してくださって、大きい病院のベッドが(ういーんと電動のあれ)おいてあったので『病院から借りたの?』と聞くと『ホスピスからよ』と。

そのときに初めて(在宅ホスピス)というものがあることを知りました。

ウイキピディアによると
ホスピス(英: hospice)とは、ターミナルケア(終末期ケア)を行う施設のこと。または在宅で行うターミナルケアのこと。
最近、緩和ケア科を訪問されたYannchan とっても詳しいレポがブログに載っています。
Noday but today

今回はたくさん本と雑誌も紹介してくださっていて、私はいつも参考にしています。

日本の母に(文春送って)と(笑) Yannchan文春さんからお礼もらうべき(笑)
文春は最近『癌』特集が多いんです。 本当にとっても増えたと思います。

私の頃10年前はそれほど情報もなかったように思います。 ブログもこれほど多くなかったし、やっとたどり着いても亡くなっている人が多かったのです。

その頃銀座クラブ(ふたご屋)のますい志保さんが子宮がんになり、その手記を女性誌に掲載していていました。 抗がん剤で抜けた頭を見たときに、どれほど勇気づけられたかわかりません。

こんなに美しい人だって癌と戦ってる。 私だってできるって。

今はブログもとても多いし、現在進行形で写真を見ることができたり、とってもいい時代になりました。

それと同時に(自分で考えなければいけない)ことも増えたかと思います。

今はネットで欲しい情報がどんどん手に入ります。 メディアでもいろいろ特集していて、治療法も迷ってしまうと思うんですね。 人に薦められるのではなく、自分でしっかり決めて欲しいなと思います。

以前紹介した癌と戦わない決意をされた方のコメント欄に『私も治療しないことにしました』とはいることもあるそうですが、ブログ主さんも『決して人に薦めているわけではありません』と書かれています。

(治療方法) (再建可能ならば再建は?)(保険の種類)(経済的なこと)

考えることがたくさんですよね。


そして緩和ケア。 誰にでもいつかは必ず来る日ですから、最後の日のことを考えておくのはいつでもいいとおもうんです。 昔は『早すぎる、やめてよ』と思ったりもしましたが、夫ママの最後を見て、大事なことだと思いました。


夫母に話を戻すと、もう治療方法はないと告げられ(延命目的での抗がん剤は拒否)(在宅でのホスピス)(引越しと共にほとんどの品物を整理する)(書類は1つにまとめておく)それは見事に整理して旅立っていきました。

余命4ヶ月ほどでの引越し。 前に一緒に住んでいた人は(受け入れられない)と遠まわしに出て行って欲しいと言ったのです。
オハイオに来てと言ったのですが、友人が皆カリフォルニア、そして保険の問題で、とどまることに。何より、もう飛行機に乗るのは無理でした。

そこで親友が『うちの部屋が空いてるから』と。 この女性のだんなさんも在宅ホスピス。友人全員で同じように看取っています。 

一部屋丸々、病院のようでした。 酸素ボンベも常備、簡易トイレ(絶対に使わないって言い張っていたけど)電動ベッド。全てホスピスから借りているといっていました。 ケアの人、そして週に一回は教会からファーザーも。
毎日入れ替わり友人が会いに来て、とても暖かく、私もこんな風がいいなと思えました。

友人の一人にドクターがいたので「まだ、先ね」とか「もしかしたら、来週くらいかもしれない」とその時を電話してくれたので、夫は最期に間に合うことができたんです。

この先生は病院でしてくれない(腹水を抜く)こともしてくれて、感謝しきれないです。 時期がわかるの?と聞くと段階があるのだそう。

だんだん過去と現在がごっちゃになっていき、食欲がなくなると近い、と。だけど、突然怒り出したりすることもあって、これがあると、まだなんだそうで、そのつど電話してくれました。


最後の日の用意、予定、書類に残しておく。 大事なことをたくさん教わりました。


ホスピスの事を書こうと思ったのに、思わず長くなってしましました。
今日はこの辺で。またいつか考えてみたいと思います。














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No title

tomotanママはすごく理想的な環境から旅立ったんだなとあらためてそう思います。わたしもね、何時何があるか分からないから書類は簡潔に分かりやすくしてまとめているの。そして、あまりモノを増やさない。
誰も必ずたどり着く道だから、早いと思っても心の準備だけはやっておいたがいいかも。寂しいけどね。

No title

tomotanさん こんにちは。

先日、私の大親友が「私、断捨離しはじめたよ」っていっていました。
彼女は、多くは余命を告げられた患者さんの在宅看護をする看護師さんです。
最後の時に立ち会うことも多くて、キチンとしておかななければ大変・・・と体験を話してくれます。

残された人に迷惑をかけないようにしなくてはと思いながら、ずぼらな私です・・・。

ママさんは本当に良いお友達に看取られて旅立たれて幸せだったですよね。
終末期ケアって大切だと思いますね。
友人の話を聞いていてもつくづく思います。
日本の医療もそういった意味でも発展してほしいと思います。

No title

もはごにゃ!

20数年前、私の両親が亡くなったころは まだ、ホスピスがやっとできたばっかり、っていう感じでした。
今だったら ちゃんと病気のことを知らせて、どうしたいか選んでもらって、たぶん両親は二人で一緒にキリスト教系のホスピスで暮らしながらいい時間を過ごせただろうな・・・と思うのです。

そう考えると残念だったなぁ・・・と苦しい気持ちになります。

自分にどんな形の最期が与えられるのかわかりませんけど、やり残しや後悔を抱えながら中途半端に死にたくないよーーーと言いながらジタバタ死ぬのもありかもな、と思ったりもします。
なんか、要領悪いし(笑)あんまりスマートにいかないような気もするんですよね(^^;

今はまだ、一日一日をどう生きているか、ということが大事に思えます。

おとうたんさんママのお話を聞いていて、アメリカと日本の在宅ホスピスの違いを大きく感じました。
日本は今始まったばかりで、サポート体制はこれから、です。
本当の意味で「畳の上」で迎える人生の終焉が幸せな形になるといいな・・と思います。

えーーっと、私も身辺整理はできてない・・・どころか、親の分もまだ残ってる(^^;
もーーー、全部捨てちゃおっかな。

りょうこさんへ

> tomotanママはすごく理想的な環境から旅立ったんだなとあらためてそう思います。わたしもね、何時何があるか分からないから書類は簡潔に分かりやすくしてまとめているの。そして、あまりモノを増やさない。
> 誰も必ずたどり着く道だから、早いと思っても心の準備だけはやっておいたがいいかも。寂しいけどね。


本当に羨ましいくらい。でもね、やっぱり早すぎですよね。70歳になったばかりだった。
誰もがいつかは迎える日ですもんね。 わかりやすくきちんとしておくのは悪いことじゃないと思います。
昔は縁起でもないなんて言われましたが、いまはエンディングノートなどプランもきちんとしてる方多いですね。

Masumiさんへ

> tomotanさん こんにちは。
>
> 先日、私の大親友が「私、断捨離しはじめたよ」っていっていました。
> 彼女は、多くは余命を告げられた患者さんの在宅看護をする看護師さんです。
> 最後の時に立ち会うことも多くて、キチンとしておかななければ大変・・・と体験を話してくれます。
>
> 残された人に迷惑をかけないようにしなくてはと思いながら、ずぼらな私です・・・。


きっとずぼらではないと思う~!
でも大親友さんの言葉よくわかります。 今度書こうと思っていましたが、高齢の親の家がものすごい状態になることが多いそうで、亡くなった後片付けるお仕事もあるのだとか。その前に子供達が片付けるのを(おやかた)って呼ぶそうです。残された人たち大変なのでしょうね。


> ママさんは本当に良いお友達に看取られて旅立たれて幸せだったですよね。
> 終末期ケアって大切だと思いますね。
> 友人の話を聞いていてもつくづく思います。
> 日本の医療もそういった意味でも発展してほしいと思います。


ママは少し早すぎたけど、理想的な最期を迎えられたと思います。
ホスピスの大切さを知りました。
日本も在宅看護があるのですね。ご友人のお仕事尊敬します。 素晴らしいですね。
すごく大変だろうとも思います。 

日本も延命だけではなく、気持ちよく最後の日を迎えられるような施設を作って欲しいなと思います。

Esperoさんへ~。

> もはごにゃ!
こんばんにゃ~~~!

> 20数年前、私の両親が亡くなったころは まだ、ホスピスがやっとできたばっかり、っていう感じでした。
> 今だったら ちゃんと病気のことを知らせて、どうしたいか選んでもらって、たぶん両親は二人で一緒にキリスト教系のホスピスで暮らしながらいい時間を過ごせただろうな・・・と思うのです。
>
> そう考えると残念だったなぁ・・・と苦しい気持ちになります。


そうか、そうですよね。昔は告知もなかったですもんね。 祖母の時もそうでした。 医者が高齢だから(70ちょっとだった)手術など高リスクなので、このままで、って。 ずっと病院のベッドの上でした。
気丈な人だったので『治るんなら手術する!』って言ってたと思うんですよね、、告知しないなんておかしいですよね。治療もホスピスも患者の自由に選べたらいいなーとおもいます。



> 自分にどんな形の最期が与えられるのかわかりませんけど、やり残しや後悔を抱えながら中途半端に死にたくないよーーーと言いながらジタバタ死ぬのもありかもな、と思ったりもします。
> なんか、要領悪いし(笑)あんまりスマートにいかないような気もするんですよね(^^;
>
> 今はまだ、一日一日をどう生きているか、ということが大事に思えます。


あはは、私もじたばたしそう~~。えんえん泣きながら。 
スマートには行かないなーきっと。 すごく怖いし。
あんな病気しておいてなんですが、ぴんとこないというか、、。



> おとうたんさんママのお話を聞いていて、アメリカと日本の在宅ホスピスの違いを大きく感じました。
> 日本は今始まったばかりで、サポート体制はこれから、です。
> 本当の意味で「畳の上」で迎える人生の終焉が幸せな形になるといいな・・と思います。


日本は長寿にこだわりすぎなんじゃないかなって思います。 延命目的での胃漏(字が違うかも)なんてぞっとしますね。 穏やかな気持ちで暮らせるなら病院ホスピスもいいけど、民家みたいにしてほしいなあ。 きれいなアパートみたいな感じに。


> えーーっと、私も身辺整理はできてない・・・どころか、親の分もまだ残ってる(^^;
> もーーー、全部捨てちゃおっかな。


はやまらないで~~。 ゆっくりでいいと思います。 
でも大事なものだけ残して処分するのも大切なのかな? 
物に縛られてるような気持ちになるときがあって、そういう時は捨てています。
プロフィール

tomotan

Author:tomotan
アメリカ人夫と結婚生活24年目、アメリカ生活17年目です。市民権をとり7年になりました。アイダホ、ハワイ、LAからオハイオにやって来ました。22歳の息子と7歳のニャンズがいます。ステージ3Cからの乳がんサバイバー14年目です。アメリカのドラマと映画が好きです。スリラー小説も。

乳がん治療の記録
2003年3月ステージ3乳癌発覚/ 3月手術2回(左胸全摘出とリンパ転移摘出)/5月から9月AC&Tの抗がん剤/9月から10月の終わり 放射線治療33回/ 再建手術、縮小手術、再建失敗により取り出し手術など4回/2005年子宮卵巣摘出手術 ホルモンブロック剤アルミデックス治療10年。 乳がん闘病日記はカテゴリーにまとめてあります。
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