アメリカで暮らして アイダホ州マウンテンホーム2

昨日の続きです。 あなたの知らないアメリカシリーズ(笑)

西部劇のセットではない(爆)
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一世紀くらい時代が遅れてるマウンテンホーム。
私はもちろんぶったまげましたが、夫(カリフォルニア出身アメリカ人)もカルチャーショックを受けていました。

仕事柄かなりいろいろなところへ行っています。 例えば基礎訓練にはテキサス、医療関係のクラスでこのオハイオ、他にも定期的に勉強のため出張などに行くのですが、アイダホははじめて。

この頃は髪の毛が生えてたおとうたん(笑)茶色の髪なのですが、マウンテンホームはほぼ全員(ちとオーバーですが)金髪。

そして目が合うとにっこり笑って(ハーイ)が基本のアメリカですが、ここはそれがあまりなかった。

最初は「うわ~~人種差別!」なんて思っていましたが、どうもこういうところみたいでした。 冷たいわけじゃないけど、カリフォルニア的ではなかった(笑)

古い感じのアメリカ文化といえばいいのか、、

カウボーイも(職業です!)すごく多かった。

見渡すかぎりの地平線に、牛、牛、牛

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この牛達の(落とし物)でのビジネスだと聞いています。 ふんで大金持ち、、だって、、。


首都ボイジーは別ですが、マウンテンホームには本当にアジア人がいなかった。
基地にいた数人とは全員友だちになりました(笑)←本当です。

PCSで増えたり減ったり、5人だったり10人だったり。 でもそのくらいでした。
永住してる人!!も数人。 月に一回くらい誰かの家で食事会をしていました。



映画のセットじゃないですよ(笑)  町、、です、、。
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こんなところに日本人! それは目立ちます。 
ニコリともしんないで、ジロジロといつも見られます。 

ある日、男性がすっと寄ってきて

「君はアジア人? どこから来た?」

緊張の一瞬。

「日本から、、」というと

「Oh!! 日本人見たのははじめてだよ!! 握手して!!」と言われました。

はああ~~~びっくりした。


この人は特別でしたが、だいたいこういう感じでした。

最初は辛くて、下を向いていましたけど、そのうち見られるたびにこちらからにっこり笑って「ハ~~イ!!」って言うようにしたら、真っ赤になって顔を背ける人が多かった。

わははは、勝ったわ(笑)

鷲にも地元民にも負けないわ、、なんちて。 

まあ冗談ですけど。 頑なな感じの田舎の人が多くて、そこは辛かったですね。
ホームシックがひどくて、日本に帰ることばかり考えて、よく泣いていました。

別居して帰ってしまう人もいて、私も2年後くらいはそうしたかった。
よく話し合いました。 3年弱でしたけど、精神ぎりぎりくらいでした。


砂漠と書きましたが、冬も厳しく、夏も厳しい。 冬は大雪はふらないのですが、やはりマイナス20℃くらいになって、凍りつきます。

夏は50℃になったことも。 そして雨が本当に降らない。 1年で1回位、しかも10分位(本当です!)
なのでかさかさなので自然発火したことも。

ど田舎というか大自然というか。 サバイバーですね。 

カチカチの地面に何百という穴が開いています。 これはうさぎとそれからホイッスルピッグというネズミ?ウッドチャック?のような動物の穴。 気をつけないと足を折ります。 砂漠の真ん中で足を折ったら、、コヨーテに食べられちゃう?

家の裏のほうがずーっと砂漠でして、「ホイッスルピッグ見に行こうか?」って息子を連れて行きました。
穴から顔を出す何百ものホイッスルピッグ。 つくしみたい。 

お隣さんはそれを的にして撃ってましたが、、やめてよ、、。


きれいな場所もあります。
近くのショションフォール。

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最初は「うわ~~すごい!」と思いましたが、3年近くも経つと、もう、、見たくも、、ない、と。(笑)



でも皆さん最初にアメリカに来た時はショックを受けたり、しばらく「帰りたい、、」と思うんですね。
私も本当に長い間そうでした。

あまりの辛さに泣いてるうちは良かったのですが、ぼーっとしたり無気力になったり、、うつに近かったかも。

アメリカ人の奥さんたちでさえ鬱になる場所でした。 薬飲んでた人も多かった。 そして、娯楽がないから、なのか、、浮気してる人がすごく多かった。 近所同士で(笑) 私はしませんよ!!

変わったのは、市民権を取ってから。

やっとこの国の人間の一人になったかなあと。

こういう場所も知っているから、今ちっとも辛くないのかな、とか。
だとしたらいいこともあったよね、と思います。

引退前にもう一回移動があるかもしれません。
ツイッターに書いたのですが、またこういう過酷な田舎だったら、、、。

ピックアップトラックにでかい犬、ライフルは常に携帯、カーゴパンツにミリタリーブーツで。
でっかいタトゥーも?(皆この頃入れてた、、娯楽ないから(笑)

あ、大型免許取ってハーレー買っちゃう。
そういう目で見たら、この道も気持ちいいかもしれないよ?(笑)

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次回は楽しまないとね。 (次回ありませんように、だけど、、)

私の行ったところ、時々紹介しますね。 不定期シリーズ驚くアメリカ編(笑)



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アメリカで暮らして1 アイダホ マウンテンホーム編

結婚したのは1991年 子供が生まれたのが1995年。 4歳まで日本(といっても在日基地内)で暮らしていました。
それまで何回もカリフォルニアに行っていたので、アメリカ好き!と住むのを楽しみにしていたくらいです。

1999年ついにPCS(駐屯地移動)決まったのはアイダホ州のマウンテンホーム。 
「決まったよ、マウンテンホーム」というと皆口をそろえて、、

Oh,,,I'm sorry,,, 

あ~あ、田舎なんだな、でも行ってみたら楽しいかもしれないじゃない(←ポジティブ)と思っていましたが、

ついたところは、この世の果てのようなところでございました、、、。(住んでる人ゴメン)

じゃ~~~ん!!うわ~~~~!!

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何もない空港を降り、タクシーに乗り込みました。
まさかのこの景色 ショックを受けつつも、フライトで疲れていたので昼寝。
1時間後、、、この前も書きましたが、アメリカ広い。 全く変わらぬ景色、、、。

どこまで行っても砂漠 、、。 時々すれ違う車は大型トラック、、。
ガスストップで何か飲み物買ってくるねと降りたら、、、でかい男ばかり、、。

小さい(痩せてたし)アジア人の女がいる!!という感じで珍しそうに じろっじろ!!
この(じろじろ)は結局、ここにいた3年間続きました。 
どこに行っても見られる見られる。

あ、ワタクシが美女だからではないですよ(笑)
単純にアジア人が珍しいのです。


前方はもちろん、横も後ろも 地平線。

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すこーし、湾曲しているのを見て 「地球は丸かった、、」と納得。

基地に着いてもなにもない。 普通は基地の周りは軍人用のお店なんかできるんですが、、、ない。
基地を出てすぐ1枚目のあの写真がず~~~っと続きます。

家は比較的すぐに入れましたが、家具はなんと3ヶ月待ちです。

荷物が遅いのはいつもいつも辛いですが、この時は特になにもないところで、ガラーンとしたところにキャンプ用のふくらませるベッドで3人で寝る生活。

窓からの景色も2枚目とほぼ同じで、夕方から、ますます寂しげに、、。 
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遠くでワオーンワオーンとコヨーテが鳴きます。

ここに来るときに言われたのが
「もし犬や猫のペットを飼ってたら、絶対に外に置き去りにしないで」と言われ
「厳しいんですね」と聞くと

「NO. コヨーテが食べちゃうのよ」
食べちゃうの、、って。えええ~~。 子供なんかも襲われます。 こええ~~。

毎晩毎晩のわお~~んと共に、何回わ~~ンと泣いたことか(笑)

最初は珍しかったんですが、月日が経つにつれて耐えられなくなってきました。

私は端っこだけど東京育ち。 
家から数歩で大きいスーパーもコンビニもあるところで育ち、なんでもある街のような基地の中での結婚生活。

そこからいきなりこのアメリカの僻地へ。 

オハイオも田舎~なんて言ってますが、森や緑にあふれてモールもあり人も優しい。 田舎ではなく郊外?

マウンテンホームこそど田舎です。 
アイダホ出身の人でも口をそろえて「あ~~あそこはダメ」って言うくらいの。

なにもない古い家の中、せめて小鳥が来るかなとバードフィーダーを買ってつけました。

かわいい~~と少し気持ちがほぐれた、その日に、、事件が起こりました、、、。
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でっかい鷹だか鷲がバサーと来て、目の前で小鳥を掴んでいきました。

い、いや~~~!!!

お前の餌場じゃない~~~。

これ、目の前で3回やられました。 ちょうど掴んでるビデオもたしかある、、偶然撮れたもの。

ですが、ワタクシ数回目にはついに怒り頂点になって、でかい爪で掴んだその瞬間、ドアをがら!!!

ごら~~~~!!!!
びっくりして、離しましたよ。 ふん、勝ったわ。


これはかなり小さい鷹の種類
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仔ウサギなんかも狙われますが、大人のうさぎは強い!


すっごく大きく可愛くないうさぎ。庭で。

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仲良くなったお隣さんですが、この旦那さんの趣味が狩猟、、。 
鹿狩なんかに行って、狩ってきた鹿をBBQに、、
いらないって言ってるのに!!無理に食べさようとしてました。 やめて。

野生の動物も多いし、ハイウエイだって1枚目みたいな感じが延々と。

トラッカーやバイカーなどの野蛮な人も多いアメリカの田舎。

こういう環境で、銃規制は絶対にできないだろうと思います。

私もまたここで暮らせと言われたら、ピックアップトラックを買い、銃も車内に入れると思います。

コヨーテに襲われちゃうもん(笑) そして蛇も多い。

ブーツを履くときは中を確かめろって。蛇が入ってないか、、うふふふ。
 お隣さんは蛇じゃなくでかい蜘蛛に噛まれましたな。 足が腫れ上がったと言ってました。

とにかく砂漠なこの地区。 強風も吹くのですが、その時に砂漠の砂が窓を閉め切っても家の中に入ってきます。
家具の上ザラザラです。 なので窓も開けられない。

それと一緒にタンブルウイードという枯れ草の大玉がガンガン家にあたってくる。
車など傷つくほどの勢いです。

今だったらデジタルで写真もいっぱいとれたのになと残念。 当時はフィルムで現像でしたね。
それから、、ポラロイド(笑)

いまなら楽しめるかもしれませんが(いや、、無理か、、)

当時は本当に(うつ)状態でした。


アメリカと言ってもほんとうに千差万別なのです。
LAやNYだけではない、いろいろなアメリカ。

私が知ってるだけでも書き残したいなと思いました。



なので、このシリーズ、ちょっと続く(笑)





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プロフィール

tomotan

Author:tomotan
アメリカ人夫と結婚生活24年目、アメリカ生活17年目です。市民権をとり7年になりました。アイダホ、ハワイ、LAからオハイオにやって来ました。22歳の息子と7歳のニャンズがいます。ステージ3Cからの乳がんサバイバー14年目です。アメリカのドラマと映画が好きです。スリラー小説も。

乳がん治療の記録
2003年3月ステージ3乳癌発覚/ 3月手術2回(左胸全摘出とリンパ転移摘出)/5月から9月AC&Tの抗がん剤/9月から10月の終わり 放射線治療33回/ 再建手術、縮小手術、再建失敗により取り出し手術など4回/2005年子宮卵巣摘出手術 ホルモンブロック剤アルミデックス治療10年。 乳がん闘病日記はカテゴリーにまとめてあります。
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