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癌になっても人生の可能性を狭めない。

雑誌クロワッサンでとっても素晴らしい記事を読みました。
聖路加国際病院ブレストセンター長で乳腺外科部長の山内英子さんの記事です。

クロワッサンは(収納片付け)など読みたい特集の時に買っているのですが、前回の購入を決定したのはネコ!

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  ネコチャン特集は好評ですぐに売切れてしまいます。なのであわてて注文しました。
「もう~~かわいいかわいい~~」と読んでいたときに、途中で(女の新聞、わたし、きのう、きょう、あした)というページに出会いました。

 

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やさしい笑顔と最初のインタビューの言葉から引きこまれました。


(患者さんの背景はさまざまです。ひとりひとりにナラティブ(物語)がある。大切にしているものがある。そして思いがありますよね。私達医療従事者は最初にきちんと受け止めなければならない。 いつも思うんです”人”を診ないで”病気”だけ見て、どうち治療できるの?と。)

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そして(乳がんになったことで、妊娠、出産をあきらめないで)という妊娠希望者に嬉しい言葉。
治療開始前に院内のリプロダクション外来で相談することができるそうです。

がんになっても人生の可能性は決して狭めない。その考えはぶれることがない。

とても感動しました。山内さんの所に転院してくる患者さんも多いそうです。

3年前に妊娠5ヶ月の女性が訪れました。 彼女は末期の乳がん、余命1年と診断されたばかり。

彼女をめぐって緊急会議が開かれ医療チーム内でも(赤ちゃんは諦めるべきだ)という意見が大多数だったのですが、山内さんは同意しなかったのです。 
なぜなら『患者自身が納得していないから、強い意思があったから』

そしてアメリカで妊娠期乳がん患者にハーセプチンを投与した例があってMDアンダーソンがんセンターの医師に相談、万全なサポートの元で、彼女は無事赤ちゃんを出産、元気な男の子、そして9ヵ月後彼女は命を全うしたそうです。


日本ではテレビ番組で何回か取り上げられているそうですが、私は見られないので初めて読んだストーリー。
とっても感動しました。


山内さんのスタンスは15年間のアメリカ生活で形成されたといいます。

(多くの民族が共生する国で、なにがそのひとにとっての幸せかということはその人自身が決めることなのだということを学んだ。自分の価値観を押し付けることは不幸しか生まれない)

すごく共感しました。 国際結婚にも当てはまること、近所づきあいにも。違う民族、宗教、文化の中で自分の幸せは自分で決めるアメリカです。 そして価値観を押し付けない。 とってもよくわかる。

そして、がん治療中も治療後も、安心して暮らせる社会に、と、(キャンサーサバイバーシップ)を立ち上げます。
はたらく乳がん患者を支援する(就労リング)もスタート。仕事と治療の両立を支援していく取り組みだそうです。

素晴らしいことだと思います。 一人で生活してる方仕事をしなければいけないですし、治療費も保険がカバーしたとしてもとても高いと聞いています。相談する場所があるということは心強いと思うのです。

そして、最後に
患者さんに一番伝えたいことは『あなたはひとりではない』ということです。 家族や友人ばかりでなく、病気を乗り越えてさらに美しくなる先輩たちや医師や看護師も皆、あなたの大切なチームメートだということなのです。
と締めくくります。


私もいつもそう思っています。(ひとりではないんだ)と。


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関連記事

コメント

No title 

そう!あなたは一人じゃない!
気が弱くなっている患者さんにも、そこをしっかり伝えたいし分かってほしいなと思います。
態度の悪い人には、そうかい、じゃお好きにどうぞ。いつしんでもいいんだもんねって言います。
そこではじめて怖がって、反省する人も。
ちゃんと触診した?その続きもした?なんちゃって。
  • りょうこ 
  • URL 
  • 2013年12月18日 11時49分 
  • [編集]

 

わぁ~ 素晴らしい!山内先生の記事を読んでみたいゎ。MDアンダーソンは日本から来てる患者も多いと聞いた事ありますよ。私も行きたいと思ってました。米国人と結婚して移住する予定だった。癌専門病院で、治療について英文で紹介状を書いて貰うはずでした。でも婚約者に、癌だと余命を考えると将来設計が出来ないと言われ婚約破棄になった(泣) 癌友でも何人か こういう人がいました。MDアンダーソンってチーム医療に徹底してるんですよネ。1人暮らしや働いてる癌患者のサポートもアメリカでは充実してるってシンポジウムで聞いた事あります。日本はまだまだ遅れてるな~と感じました。私は一人暮らしなので生活の為に働いてます。傷口が痛い時、癌性とう痛が酷い時は仕事がとても辛いです。昨年は交通事故が原因で、脳出血を発症。病を抱えて家事と仕事の両立はシンドイゎ~ 地元の掛かり付けの病院の院長に、三重苦だねーと言われちゃったわ。 インコの茶々丸くんと こたろうくん のママのブログに Tomotanの事をカキコしたの。そしたら、わ~奇遇! どうして その名前になったのか興味あるゎ~と書いてありました♪♪
  • 奈美 
  • URL 
  • 2013年12月18日 13時48分 
  • [編集]

No title 

こんにちわ 山内先生は 乳がんのなかでも 特に 炎症性乳癌専門医だそうです。だから 1度 診てもらいたいんだけれど 経済的に 無理かもしれないんで 諦めています。聖路加国際病院は クリスチャンの系列で なぜか べッド代とか 異常に高いんだそうです。 でも 素敵な女性みたいですね。クロワッサン みてみます。
  • URL 
  • 2013年12月18日 17時07分 
  • [編集]

No title 

今晩は!
いい記事のご紹介、有難う。
バックナンバーを探して、ネコちゃん記事も併せて読んでみよう。
外国暮らしは、視野を広げますよね。
でも、私は、日本で小学校3・4年から英語を教えることには反対なの。
目先のことばかりで、中身がないの。英語を話す=国際人という短絡的な考えなのよ。
英語を使う人々の文化や考え方を学んでこその、英語学習 だと思うの。
TOMOTANさんはどう思われる?
  • LonRon 
  • URL 
  • 2013年12月18日 20時35分 
  • [編集]

No title 

ご無沙汰しております。
この号 私も読みました!
猫ちゃん特集なので 特別両親が持ってきてくれました。
でも 今考えたら 母が先生の記事読みたくて
購入してたのかもです。
闘病中 孤独になりますよね…
一人じゃないって 思いたくとも
思えない時あるだろうし…
患者さんの心ケア 難しいところですね。
  • カーニャ 
  • URL 
  • 2013年12月18日 23時24分 
  • [編集]

りょうこさんへ~! 

> そう!あなたは一人じゃない!
> 気が弱くなっている患者さんにも、そこをしっかり伝えたいし分かってほしいなと思います。


すっごく気が弱くなるときがあるんですよね、絶望的になったり、大泣きしたり。そんな時に一人じゃないんだって思い出させてくださる先生いいなあと思います。


> 態度の悪い人には、そうかい、じゃお好きにどうぞ。いつしんでもいいんだもんねって言います。
> そこではじめて怖がって、反省する人も。

え?思います、でなくて言います?りょうこてんてい~~! でもすっごく態度が悪い患者が居るのも知ってる~お金持ちのおぢさんとか(皆そうじゃないけど)


> ちゃんと触診した?その続きもした?なんちゃって。

してないですよ~~。 触診忘れてた(笑)
  • tomotan 
  • URL 
  • 2013年12月19日 06時06分 
  • [編集]

奈美さんへ 

> わぁ~ 素晴らしい!山内先生の記事を読んでみたいゎ。MDアンダーソンは日本から来てる患者も多いと聞いた事ありますよ。私も行きたいと思ってました。

この号のクロワッサンは残念ながら売り切れでした。 私も他の記事も読みたいと思いました。


>米国人と結婚して移住する予定だった。癌専門病院で、治療について英文で紹介状を書いて貰うはずでした。でも婚約者に、癌だと余命を考えると将来設計が出来ないと言われ婚約破棄になった(泣) 癌友でも何人か こういう人がいました。


とっても辛い思いをされたのですね、、。ショックと憤りを感じます。将来設計って、、あんまりですね。一番パートナーを必要としている時なのに、、。

MDアンダーソンのことはあまり知らないのですが、私はハワイの軍病院で治療しました。
やはりチームで考えてもらえます。 外科医と腫瘍専門医、放射線専門医、整形外科医の4人のチームです。
そこで一番良い方法を考えてもらえるのですが、アメリカだからか軍だからかわかりませんが、かなり辛い治療でした。 全摘の乳がん手術でも2日で退院とか。体力があ~でした。


>インコの茶々丸くんと こたろうくん のママのブログに Tomotanの事をカキコしたの。そしたら、わ~奇遇! どうして その名前になったのか興味あるゎ~と書いてありました♪♪

コタロウは5匹(5匹の兄弟でした)の中で一番小さくて、小さいからコタロウ、なんて安直に決めました(笑) 
で、チャチャは最後に残ってた兄弟で夫が是非一緒にと引き取り、茶色だからちゃたろう、なんていってたのですが(笑)あまりにてるのでチャチャ丸に。 でも今はコタとチャチャですね。
  • tomotan 
  • URL 
  • 2013年12月19日 06時21分 
  • [編集]

Nさんへ 

> こんにちわ 山内先生は 乳がんのなかでも 特に 炎症性乳癌専門医だそうです。だから 1度 診てもらいたいんだけれど 経済的に 無理かもしれないんで 諦めています。聖路加国際病院は クリスチャンの系列で なぜか べッド代とか 異常に高いんだそうです。 でも 素敵な女性みたいですね。クロワッサン みてみます。

Nさん こんばんは。 炎症性乳がん専門、、そうなのですか、、。 病院の噂は聞いたことがあります。 ベッド代が高い、なんてあるのですね。 日本の保険でのカバーなどあまり良くわからないのですが、アメリカも個室はすごく高かったりします。 とっても素敵な先生だと思ったので紹介しました。
  • tomotan 
  • URL 
  • 2013年12月19日 06時24分 
  • [編集]

LonRonさんへ 

> 今晩は!
> いい記事のご紹介、有難う。
> バックナンバーを探して、ネコちゃん記事も併せて読んでみよう。

こんばんは。 バックナンバーは売り切れていました。すみません。
ネコチャン特集はすぐに売れちゃうんです。前回買えませんでした。


> 外国暮らしは、視野を広げますよね。
> でも、私は、日本で小学校3・4年から英語を教えることには反対なの。
> 目先のことばかりで、中身がないの。英語を話す=国際人という短絡的な考えなのよ。
> 英語を使う人々の文化や考え方を学んでこその、英語学習 だと思うの。
> TOMOTANさんはどう思われる?

全く同感です。 日本人は中学校から高校まででも6年も英語を習って話せない人が多くて(もちろん私もでした)外国ではすごく驚かれますね。だから早くから、っていうのは間違っていると思います。
英語を話せたら良いということでもないですよね。 文化や考え方、まさにそのとおりで、こちらに来てから驚いたこともたくさんありました。
テキストも古すぎます。文法中心よりも(話して聞く)を中心にすればいいのになって思います。
これ、いつかブログに書きますね。
  • tomotan 
  • URL 
  • 2013年12月19日 06時30分 
  • [編集]

カーニャさんへ 

> ご無沙汰しております。

お久しぶりです~!!
かわいい忙しい時期ですね!

> この号 私も読みました!
> 猫ちゃん特集なので 特別両親が持ってきてくれました。
> でも 今考えたら 母が先生の記事読みたくて
> 購入してたのかもです。

日本からの雑誌のお土産、嬉しいですよね。 特にねこたん♪
ご両親まだいらっしゃるのですか? 助かりますよね。
この記事は本当に良かったですね。


> 闘病中 孤独になりますよね…
> 一人じゃないって 思いたくとも
> 思えない時あるだろうし…
> 患者さんの心ケア 難しいところですね。

そうなんですよ、、。
私なんて「こんな辛いの私だけ?」なんて思いましたもん。 この世で一人きりのような気持ちに。
特にハワイでアラモアナなんか歩いていると、皆きらきら幸せそうでまぶしくて、、。
心のケアもとても大切だと思います。
  • tomotan 
  • URL 
  • 2013年12月19日 06時35分 
  • [編集]

No title 

あはは、2人に言っちゃったよ。だって、注意事項が守れないなら高い治療費払っても無駄だから。その分家族に残したがいいじゃない?元に戻せないのか、へぼ医者だってさ。だから、お引取りいただいて結構、他を当たって頂戴って、言い返した。選ぶ権利があるのはユーザーだけじゃない、ディーラーにもあるのよね(笑)結局ほかでもトラブッて帰ってきて宜しくって。お互い病気を治すのはいい加減じゃダメだと思うけど、言い方きつすぎかなあ?
  • りょうこ 
  • URL 
  • 2013年12月19日 19時27分 
  • [編集]

りょうこさんへ 

2人に言っちゃったのですね?どんな言い方かわからないけど、よほど態度が悪かったんでしょうね。
 
確かに大暴れするような患者さんや、医者の言うこと守らない患者もいますが、きっと誰よりも怖いと思うんです。 だから強く言って効果のある人と、余計怖くなる人といるんじゃないかな? 健康で第一線でバリバリやってたような人はがっくり来るか大暴れのどちらかのような気がする。

病気を治すのはドクターだけではだめなんですよね、おまかせでは。 一緒にやっていかなくてはいけないと思います。そう考えてない患者さんも多い気がする。 私も最初はそうだったから。
  • tomotan 
  • URL 
  • 2013年12月20日 01時41分 
  • [編集]

No title 

こんにちは。

ひとりではない…本当にその通りですね。
ブログをやってると、改めてそう思います。

良いクリスマスを。
  • 癌ダム4G 
  • URL 
  • 2013年12月23日 13時29分 
  • [編集]

癌ダムさんへ 

こんばんは~!

そうなんですよね。 治療もそうですし、ブログで嬉しいコメントいただいたり。
本当に一人じゃないんだって思えます。

癌ダムさんも、メリークリスマス!!
  • tomotan 
  • URL 
  • 2013年12月24日 07時34分 
  • [編集]

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アメリカ人夫と結婚生活24年目、アメリカ生活17年目です。市民権をとり7年になりました。アイダホ、ハワイ、LAからオハイオにやって来ました。22歳の息子と7歳のニャンズがいます。ステージ3Cからの乳がんサバイバー14年目です。アメリカのドラマと映画が好きです。スリラー小説も。

乳がん治療の記録

2003年3月ステージ3乳癌発覚/ 3月手術2回(左胸全摘出とリンパ転移摘出)/5月から9月AC&Tの抗がん剤/9月から10月の終わり 放射線治療33回/ 再建手術、縮小手術、再建失敗により取り出し手術など4回/2005年子宮卵巣摘出手術 ホルモンブロック剤アルミデックス治療10年。 乳がん闘病日記はカテゴリーにまとめてあります。

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